源氏物語ー与謝野晶子訳

比較的読みやすい。訳語が上品で安心してよめる。光源氏の物語と読むのか、紫式部の自己実現の物語として読むのかなど,いろいろな読み方が可能だと思う。桐壺の更衣の運命と、彼女を取り巻く様々な女性群像、五月雨の日の女性論といったあたりから関心を持って読み始めるのだけれども、須磨にたどり着く前に膨大な情報に圧倒されて疲労困憊、意欲の減退といった事を繰り返している。単なる通読で、自分の深い所にしみいるような読み方はできず、かえってイライラするといった有様だ。何とかしなきゃと思いつつも、ついつい、日常の目先の事に追われて後回しになる。こんどこそ、、、、。もうあまり時間がないのだから。

グーグルのマインドフルネス革命

マインドフルネス関係の本は、多数出版されている中で グーグルとの関連で書かれてるいるのでよみはじめました。まだ、半分程度、読み進んだところですが、最先端のIT企業で、熱心にマインドフルネスが実行されているという事実は、少し驚きでした。

プルーストを読む―「失われた時を求めて」の世界

鈴木道彦氏の集英社全訳版、3巻本抄訳が難しくて通読出来なかったのですが、新書版のこの本は比較的わかりやすかったです。意識、夢、記憶、愛、スノビズム,ユダヤ人、同性愛、文学の意義などについて書かれているらしいのですが、自分なりに、こういうことかなとわかるにはもう少し時間がかかる、あるいはわからずじまいなのかもしれません。